昨日配られた修学旅行の文集を読んだ。
私は、知人の文章を読むのが大好きだ。
外見ではよく分からないその人の本質が見えてくるから。それが理由。
読んでいるうちに、「あっ、彼は高校デビューだな」とかわかって面白い。
やはり、本当に頭の良い人の文章は違うね。
飾っていない美しさを持っていたり、緻密に創りあげられたテンポのよい文章だったりする。
白地に黒い文字だけなのに、色彩を感じさせてくれたりする。
成績上位者の文章は、不思議と似たり寄ったりだった。
テストでは満点を取れるかも知れないが、余韻は残らない。そんな文章。
私の文章はどうか、だって?
いつもの飛躍した発想も、強引なこじつけも無く。
かと言って、いたって真面目に論ずる訳でもなし。
感情のままに、〆切前日の深夜にちゃちゃっと打ってしまった、いわば出来損ない。
きちんと製本された文集を手にして、いまさらながら後悔。
私は、「楽しかった」とか「平和について考えさせられました」とかは、書かなかった。
だって、日常も充分楽しいし、常に平和について考えているんだもの。
確かにきっかけとしては最高だけど、継続しないと意味がないのだ。
あたかも修学旅行中だけが特別だったんだとばかりに書いているのに納得ができなかった。
だから、書かなかった。
文集が好きな理由がもう一つある。
それは、「正反対の意見が聞ける」こと。
300人ちかくの感想が載っているんだから、ひとつくらいは正反対の意見がある。
それに触れることで、
自分の知識不足を実感したり、意見の偏向を恥じたりする。それが醍醐味。
今回は、その「正反対の意見」が多く、非常によかった。
また一つ、大きくさせて頂いたようだ。
2010.2.28追記
知人の文章を読むのは、今でも好きですね。
「この人とは考え方がどう違うのか」とか「そもそも立場がどう違うのか」とか色々と考えながら読むと、楽しくて仕方有りません。
数年前に一度や二度会ったくらいの人のブログとかでも、いまだに読み続けてますからね。
ただ、反対に今まで実生活で会った事のない人の文章にはあまり興味が無いんですよね。うーん、もっと興味を持てるようにならないとな。